で、おちょこKはどんな料理を作っているのか?


せっかくなので、普段はほとんどベジタリアン食生活でがんばるおちょこK。
おまけに、ただ一人の日本人ということで、持ち寄りパーティの時などには
お寿司なんかも作ります。(けっこう好評。)
「にわかベジタリアン」でもなんとかなる、というわけで、
ご参考までに、その中からいくつかをご紹介。
*ホームページの容量がそろそろ厳しくなってきたので、画像はなしです。あしからず。


「日本代表」としてふるまった料理
・手まり寿司風ちらし
 VRGのスタッフ、Darの誕生日パーティに持参。ちゃんと昆布をしいてお米を炊き、具には、きぬさや細切り、人参細切り、かんぴょう、干ししいたけ、ごま、と彩りも考えて。食べやすいように、手まり寿司風に握りました。アメリカ人も寿司は大好きなので、みんな大喜び。

・お赤飯
 VRGのスタッフ、Tamaraのお別れパーティに。餅米をとぎ、小豆のゆで汁に一晩つけおいて色を染み込ませました。本当は蒸すのがいいんでしょうが、何せふきんもないことなので、普通のご飯と同じ要領で炊きました。(それらしくはできあがります。)ごま塩がなかったので、(せめて精製塩でなく)sea saltをふって味付け。ねちねちくっつく感じが面白がられました。

・水餃子
 VRGのpotluck(持ち寄り)ピクニックパーティに。中国人経営の食材店で入手した餃子の皮(厚手!)に、ゆでたキャベツの千切り、ワケギ、すりおろしたしょうが&にんにく(S&B)、ごまに、ちょっと片栗粉をふったもの(しょうゆ、酒、こしょうで味付け)を入れました。焼き餃子でもよかったけれど、さめるとおいしくないので、水餃子に。ベジタリアンの人たちには大好評でしたが、試食したTinaは「豚肉が入るともっとおいしい」とコメント。フェイクミートなんか入れてもいいのかもしれません。

・わかめスープ
 Tamaraの家に居候中、作った一品。まだ一人で自由に動けない時期で、日本の食材を手に入れるのもままならなかったので、とりあえずあるもので料理。わかめ(Dried Seaweedとしかパッケージには書いていなかったので本当にわかめかどうかは謎)をもどし、日本から持参したくこの実を加え、味付けはしょうゆとこしょう、そしてごま油少々。こちらの人には海藻はまだ珍しいので、それなりに喜んでもらえました。



ふだんのご飯から
・パスタ
 簡単に作れて、何にでも合わせられる、しかも電子レンジであたためれば翌日のお昼ごはんにもなる、ということで、週2回は登場するパスタ。ありあわせの野菜をにんにくとカノーラオイルで炒め、あればトマトを入れ、パスタにからめます。本音を言うとチーズが欲しいところですが、一応我慢して、Nutritional yeastというふりかけ状のもので代用。(似て非なる味ですが、変化はつくので・・・。)最近は、フェイクベーコン(ごく普通のスーパーで手に入ります。かなり本物に近い味でおすすめ)、フェイクミートフレーク(ドライフード。大豆が原料で、水でもどして使う。味付け次第で結構美味)のおかげで、バリエーションが増えました。ゆでるのが楽なので、もっぱらショートパスタを愛用。

・カレー
 カレールー(いただきもの)はベジタリアンではないのですが(ビーフ味が入ってます)、まあそこは勘弁していただいて・・・。ちなみに、スーパーで手に入らないことはないのですが、アメリカ人には「カレールー」、あまり馴染みがないようです。作るのは「肉抜きカレー」、つまりじゃがいも、人参、タマネギ、ターメリック、あればゆでた豆を加えます。こちらでは長い粒のお米が安いので、カレーの時は大いに利用。cilantio(コリアンダーの葉)をトッピングすると、ぐっとひきしまった味になります。これも、翌日のランチ向き。

・お米料理
 といで、しばらく置くことを考えると、お米を炊くのはちょっと億劫。(アメリカで売られているお米のパッケージには「とげ」なんて一言も書いてないのですが・・・それなりには炊けることはわかっていても、やっぱり美味い飯を食べたいので、手間はかける。)通常より多めの水を入れ、最初の火力を最高温度よりちょっと低めに設定すれば、アメリカのお鍋さらに電気コンロでも美味しく炊けます。鍋のふたをあけて、お米がふっくら炊きあがっているのを確認する瞬間は本当にシアワセ。特別に美味しいご飯を食べたい時は、持参した土鍋で炊き、一粒一粒をかみしめます。炊飯器も10ドルくらいで売られているので、これを使えば一発なのですが。
 豆と野菜を入れて炊き込みご飯風にしたり、ひじき飯やしょうが(簡単に入手可能)飯も時折登場。アメリカ人のように、ごはんの上に炒めた野菜を乗せたりすることもありますが、やっぱりご飯におみそ汁、のり、といったシンプル・ディッシュが一番だなあ、としみじみ思う、ドメスティックなおちょこKです。

・TOFU料理
 アメリカの豆腐は一般的に固めなので、ちゃんと水切りしなくても炒め物やスープに使えるのがうれしいところ。(豆腐そのものの味はかなりおおざっぱではあります。)野菜とさっと炒めたり、みそ汁に入れたり、片栗粉でとろみをつけただしであんかけにしたり・・・「最近たんぱく源をあんまり食べてないかも」と思う時にはとにかく豆腐。スクランブルTOFU(スクランブルエッグ風)にも挑戦してみました。意外といけます。

・麺類
 パスタと並んで、「簡単&何にでもあわせやすい」麺類は偉大!もらいもののうどん、そうめん(チャンプルーも良し)、そばは、特に疲れ気味の時や暑い日に大活躍。余裕があれば椎茸昆布だしを作りますが、なかなかそうもいかず。春雨をスープヌードル風にしたてることも。もちろんラーメンはvegan御用達「NISSHIN TOP RAMEN ORIENTAL」(魚、肉エキスが一切入っていない)!

・アメリカンな夕食
 ここで言う「アメリカン」とは・・・<その1>パンを夕食にする。ある日「生野菜が食べたいなあ」と思い、アルファルファとフェイク・ソーセージでサンドイッチを作り、夕食にしました。極めるとシリアルを夕食にするようになるらしいですが・・・。最近「それでもいいかもしれない」と思うようになってきた自分が怖い。<その2>冷凍食品を使う。安いんです、とにかく。一度その便利さに慣れると止まらなくなりそうなので、自重する日々。<その3>一皿料理。フェイクミートのバーガーにゆでたじゃがいも&人参を添えるのがパターン。「ああ、そろそろじゃがいも使わないと芽が出て来ちゃった」という時によく登場。<その4>ポテトチップ・・・たまーにやってしまいます・・・。

・朝ごはん
 シリアルに豆乳、というのがもっぱらのパターン。あれば、ファーマーズマーケットで買ったフルーツも。時間がない時は、クェーカーのオートミール・バーをひっつかんで職場に持参。どんなに忙しくても、ビタミンB錠剤とコップ一杯の水だけは飲んでいくようにしています。週末はちょっとぜいたくして、冷凍食品のワッフルに、マーガリンとモラセス(黒蜜に似た味わいのシロップ)をかけ、豆からひいたコーヒーと一緒に。いずれ、veganパンケーキにも挑戦するつもり。

・ランチ
 オフィスの周りには、おいしいカフェやベーグルショップ、テイクアウトのチャイニーズが並んでいます。「節約生活」なのであんまり利用しませんが、カフェの「ハマスサンドイッチ」(約$5。ハーフなら$3)「日替わり野菜スープ」(ハーフカップなら$2。パン付き)、チャイニーズの「コールド・セサミヌードル」(約$3)「ブロッコリー炒め&ライス」(約$5)「豆腐野菜炒め&ライス」(約$6)は、ベジタリアンも大手をふって頼めるメニュー。ベーグルは基本的に1個50k。そうそう、SUBWAYのベジタリアンサンド(チーズ抜き)もOKです。
 普段は前日の残り物、ベーグルに野菜スティック、インスタントラーメン、インスタントベジタリアン食品(カップの豆料理、クスクスなど。1ドルくらい)、ベークドポテトなどですませています。最近では毎日のコーヒー(スモールで$1)も友人が送ってくれたインスタントコーヒーに切り替える、貧乏なランチ生活。(そういえば、学生時代には缶ジュース代節約のために、ウォータークーラーの水で我慢していた・・・やってることは基本的に同じ。)

おいしい?!ヴェジタリアン料理

仕事部屋

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