あくまで私的な 〜お気に入り〜
「ああボルチモアに住めてよかったなあ」と思わせてくれた、素敵なスポットの数々をご紹介します。
- Louise Book and Cafe
重い木の扉を開けると、クラシックの生演奏が聞こえてきます。Mount Vernon一帯のアーティスト御用達といった趣のLouise。本の品揃えはアート関係(アラーキーもあり!)や小出版社のものが充実、ジョン・ウォータース本もきっちり揃っています。カフェはちょっとヨーロッパ風の重厚な内装。おしゃべりのざわめきとクラシックのハーモニーが絶妙で、何時間でも長居できそうです。
- Coffe Mill
Hamptonの一角、コーヒーのいい匂いがしてくるので、すぐに場所はわかります。小さな店内には、20種類以上のコーヒー豆が樽でズラリ。おちょこKは貧乏なので、安いフレンチ・ローストを専ら愛用していますが、週末のちょっとした贅沢に欠かせないお店です。
- Daily Grind Coffe
オフィスのすぐ隣にあるカフェは、カフェイン中毒のDavida&Darのお気に入り。Soup of the DayがVeganだったり、ハマスサンドイッチがあったりとベジタリアンフレンドリーなのもポイント高し。毎朝赤ん坊連れでニューヨークタイムスを片手にコーヒーを飲む男性など、ヒューマン・ウォッチングにも楽しいところです。
- Barns & Noble
ご存知、アメリカの大手ブックチェーン。居心地のいい椅子とスターバックスで有名です。まだボルチモアに来て間もない頃、寒風に吹かれながらここまでたどりついて大きな椅子に身をうずめた安堵感は忘れられません。ここに来ると必ず何か買ってしまうので、「倹約生活」の最大の敵でもあります。
- Funks Democratic Cafe
Vegan チョコレートケーキをはじめ、Veganメニューが多数揃っているワンダフルなカフェ。ビル・コスビー(彼もベジタリアン)がボルチモア滞在中は連日のようにここに通ったそうです。2階は古本屋。テーブルや椅子もアンティークで、「いい感じ」を醸し出しています。
- Garden
この一帯は田園調布を彷彿とさせる「お屋敷街」で、ここはその一軒の所有地。なので地図にも載っていません。太っ腹な地主さんのおかげで、個人所有とはいえ誰でも立ち入り自由。天気のいい日曜日には読みかけの本を片手に、オークの大木の下、小鳥のさえずりなんぞを聞きながら読書にいそしみます。
- Pleasure of the Text
Mount Vernon、Louiseのはす向かいにある古本屋さん。初めてここをみつけた時は、「古本屋のある街に住めるシアワセ」にひたりきったものでした。英語のテキスト、写真の解説本、童話、良子皇太后の伝記(英語)などを入手。日頃の倹約も忘れて手ぶらでは帰れなくなってしまうのでありました。中古のビデオも多数売ってます。
- Sound Garden
Barns & Nobleに続いて”危険な場所。それほど広い店ではありませんが、ボルチモア一センスがよい品揃えに定評があるレコード(CD)屋です。お値段もお安いので、ついMilesやStonesに手が伸びてしまい、でも「良い物買えたなあ」とホクホク満足。
- Water Taxi
チェサピーク湾も汚染が問題になっていますが、隅田川と同様、やはり水辺を船で移動するのは気持ちのいいものです。運が良ければ、観光ガイドあり。普通はWater FrontとFells Point間の移動のみですが、事前に言えば水族館やFederal Hillにも寄ってくれます。料金(おちょこKは$4のTaxiを利用)を一回払えば、一日乗り放題なのもうれしい限り。
- Enoch Free Library
日比谷の「三信ビル」をちょっと彷彿とさせるゴージャスな建物が実は図書館、というところがボルチモアの懐の深さ。ヒストリカルな外見とはうらはらに中に入るとコンピュータが並び、パソコン検索もらくらくできます。本に囲まれていればとにかくシアワセなおちょこKには至福の場所。毎月第一木曜日はエントランスホールでフリーコンサートもやってます。
Life in Baltimoreへ戻る
Go Back to HOME