おいでませ、ボルチモア
観光ガイド
ボルチモアはとりたてて派手な観光名所はありませんが、何より歩いて楽しい、「雰囲気」のある街です。ここで紹介した他にも見どころはたくさんありますので、訪問予定の方はhttp://www.4baltimore.comをご参照ください。
Inner Harbor

港湾業で栄えた歴史もあり、湾岸エリアはボルチモアの観光名所として開発が進んでいます。全米でも有名な水族館、Visionary Art Museum、Science Theater、Museum of Industryと見どころも多く、春から秋にかけては観光客で混雑するエリアです。帆船のレプリカや潜水艦も浮かんでいます。Water Taxi(4ドルちょっと)で一回りするのも一興。運が良ければ、名ガイドにあたります。Rusty Scupperという水上レストランでは、チェサピーク湾名物のシーフードをお楽しみください。Marriott、Sheratonなどのホテル・チェーンも大体この辺りにあります。
Federal Hill

ハーバーの対岸にあるエリアで、小高い丘は港一帯が見渡せる公園になっています。200年の歴史を持つ、ボルチモア有数のヒストリカルな場所です。row houseと呼ばれる3棟続きの家が建ち並ぶ住宅街の中、雰囲気のあるカフェやバーがひょっこり現れる、ぶらぶら歩きにうってつけの場所。ハーバーからは徒歩圏内(15分くらい)、Water Taxiも事前に言えば寄ってくれます。
Fells Point

NBCの人気ドラマHomicide(意訳「こちらボルチモア警察殺人課」)をはじめ、Baltimoresの監督たちがよく撮影に使うエリアです。石畳の舗道には土産物屋・しゃれた雑貨屋・古本屋・レストランなどが並び、Shakespeare Streetなんて素敵な名前の通りもあります。ハーバーエリアに次ぐボルチモアの観光名所。車あるいはWater Taxiでおいでください。
Mount Vernon

アメリカ最古(あまり馴染まない表現ですが)のワシントンモニュメントが目印。これまたアメリカ最古の音楽学校Peabody Conservatory of Music他、歴史的な建築物が残っているエリアです。Peabody&Walters Art Museumの存在のせいか、アーティスティックな雰囲気があり、静かながら散策が楽しい場所。ハーバーから歩いて15分くらい。
Johns Hopkins University周辺

おちょこKの家がある一帯は、なんといってもJohns Hopkinsの本部キャンパスが中心です。煉瓦造りの校舎、緑豊かな公園、閑静な住宅街・・・こんなところなら勉強もはかどるだろう、と日本のキャンパスを思い浮かべて、ついため息が出ます。学生が多いのでそれなりに学生街っぽい匂いも。キャンパスに隣接するBaltimore Musium of ArtはマチスなどのCone Collectionで有名、またキャンパス内のHomewood House Museumでは19世紀初期の地主階級の生活ぶりが見学できます。キャンパス東に位置するCharles Villageは、Johns Hopkinsの学生や作家なども住む、ちょっとインテリチックなコミュニティ。ハーバーエリアからは車で15分くらい。
Hampden

Hopkinsの本部キャンパスの西側、John Watersの作品によく登場する、なんというかクセのあるエリアです。たとえて言うと、下北沢をもうちょっと「おしゃれじゃなくした」感じでしょうか。かといって、若者が多いわけではありません。日曜日などは人通りも少なく、かなりさびれた感じ。全体的にキッチュな店(不思議な骨董屋、誰が着るんだ?というような品揃えの洋品店など)が立ち並んでいます。個人的にはけっこう好きですが。
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